お知らせ

小糸在来とは

芳醇な香りと豊かなうまみ

千葉県君津市小糸川流域で守り育てられてきた「幻の大豆」
「小糸在来®」は「登録商標」です。

小糸在来®は千葉県君津市の小糸川流域を中心に古来から栽培されてきた在来種の大豆です。当地では7月に播種される晩生系の大豆で、若いうちに収穫すれば「枝豆」となります。

枝豆の収穫期は10月中旬から11月上旬であり、その甘味の強さや丹波黒に匹敵する最高水準の味、えぐ味のない素直な風味、そして品のある芳醇な香りが特徴です。市場では「北陸・東北地方の茶豆に勝るとも劣らない味」と評価されています。

一方、乾豆(いわゆる大豆)の収穫期は11月下旬から12月上旬です。やや緑色を帯びており、粒の大きさは煮豆用として販売される大豆と同程度で、どちらかと言えば大粒です。乾豆もまた、甘みの強い上品な風味が特徴です。

枝豆・乾豆ともに、在来系大豆の良質な特性を活かした多様な加工品が開発され、販売されています。「小糸在来愛好クラブ」のメンバーだけが厳格な基準で栽培・調製された種子を用いて生産し、皆様にお届けしています。

小糸在来のマスコットキャラクター「小糸味娘」

現在の農作物の多くは、種苗業者や公的機関などが育種して「品種登録」したものですが、 小糸在来®はいつとは分からぬ昔から千葉県の小糸川流域を中心に伝えられてきたもので、 現在の意味での「品種」ではありません。

ただし、それでは「名前」と「品質」が結び付かず、しっかりした品質のものをお客様にお届けするのに問題があるので、 私たち「小糸在来愛好クラブ」が商標登録・種子の維持統一・品質を守れる会員だけの生産等、 様々な工夫を重ねて取り組んでいるものです。

登録商標

品質に責任を持つために「小糸在来®」を商標登録しました。

平成17年(2005)10月28日登録、商標登録番号:第4903986号。
適用範囲は大豆と枝豆です。

以下のような行為は商標権の侵害となります。
他社の登録商標と同一または類似する商標を、同一または類似する商品や役務(サービス)に使用すること。
商標権侵害となるような商品を販売のために所持すること。
商標権侵害となる商標を表示したラベル、容器等を販売または所持すること。
商標権侵害となる商標を表示したラベル、容器等を製造または輸入すること。 商標権侵害となる商標を表示したラベル、容器等を製造するためにのみ用いる用具を業として製造、販売、輸入すること。

小糸在来愛好クラブ

多くの方々に、味わってほしい

私たち「小糸在来愛好クラブ」は、その「芳醇な香りと豊かなうまみ」を多くの方々にお届けしたいと考え、優良系統の維持・育成、栽培技術の研究、そして生産・出荷に着手しました。

地元の一部の人しか知らなかった秋の味覚を「新たな感覚で」お楽しみいただけるよう願っています。

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